八時ちょうどに花火が上がる
自作短歌管理や備忘録用BLOG。金曜深夜更新予定があまりできてない。
2017年9月29日金曜日
過去の短歌 判子の様に
神さまの名前は何か問いしのち干からびていくアノマロカリス
星月夜屋根の上には雄猫が甘い声色腰骨撫でて
この指を食いちぎる気も無い癖に判子の様に歯型を残す
正解のアンサーミックスベジタブル壊れた安直諦観食べて
童話では人生讃歌悲劇的結末語る人の優しさ
よく冷えた身体の中に稚魚を飼う明日誰かを食い尽くすよう
社会人たるもの強さを芯にして夜更けの町の怪獣となる
私たちつながる先の不等号乙女友情均一ならず
真夜中に点けたテレビの外国語一人がもっと一人になった
個包装六片チーズのいずれかに仲間に入れてほしい週末
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